看護師を全力でサポート!   転職や仕事の悩みに答えます!


林 こうじ 監修   
管理健康栄養インストラクター  
 

看護師のお仕事ってどんなもの?
転職を考えているけど大丈夫?




たいへんでもやりがいのある仕事です

皆さんは看護師と聞いてどんなイメージを浮かべますか?
白衣の天使? 医師のお手伝いをする人? たいへんな仕事? 人を救う価値ある仕事?

イメージは人それぞれだと思います。私は医療関係に知り合いも多く、実際に看護師さんから悩みを打ち明けられることも少なくありません。

このサイトを立ち上げたきっかけは、そんな悩みを持つ現場で働くナースをいろいろな面でサポートしていきたいと考えたからです。

特に新人ナースは勉強しなければならないことが山ほどある上に、職場での患者さんへの対応のみならず医師や同僚との対応にも気を配らなくてはならず、肉体的、精神的な負担はとても大きなものがあります。

ただ、たいへんで責任の重い仕事ではありますが、やりがいのある仕事であることは確かで、患者さんやそのご家族の一番身近な支えとなることができるのも看護師と言えるでしょう。

特に患者さんの面倒を見て「ありがとう。あなたに面倒をみてもらってよかった。」とか、「あなたのおかげで元気になれたよ。」などという感謝の言葉は本当に看護師をやってよかったと思える瞬間だと言えるでしょう。

また、看護師という仕事は病院での他のポジションの人間と協力して働かなければなりません。
医師だけでなく、薬剤師、管理栄養士、理学療法士や臨床検査技師などいろいろな立場の人と力を合わせ連携していかなければなりません。

そこには、苦労もあるでしょうが、様々な発見や出会いや学びがあり、自分の見識も広がります。
看護という仕事を通して、いろいろな人間関係を通してスキルの向上だけでなく、自分もまた成長していくことができるのも看護師という職業の魅力といえるでしょう。

さらに、経験を積むなかで、看護主任、看護師長、看護部長とキャリアアップすることも可能で、責任は重くなりますが、給与の面でもステップアップが期待できる仕事です。





超高齢化社会でますます必要とされる看護師

現在、超高齢化社会をむかえた日本では、看護師の需要は高まる一方です。
医療機関だけではなく、介護施設や在宅看護など、看護師による医療ケアを要するサービスの多様化が進んでいることもその理由の一つです。

厚生労働省の発表によれば、2019年の求人倍率は2.46倍であり、資格をとれば、ほぼ間違いなく就職できる職業といえるでしょう。

たとえば、結婚、出産、育児などで仕事を一時的に離れたとしても、看護師の資格があればいつでも復帰できますし、また、家族の転勤などで他の土地へ移動になったとしてもそこで、働き続けることは可能です。

また、訪問看護ステーションでパート勤務をすれば、時間に融通がきくので、子育てしながらでも仕事ができますし、現在では、保育所付きの病院も多く、子供を預けながら働くことも可能です。

このように看護師という資格は一生働き続けられるという価値ある資格といえるでしょう。

このサイトでは、そんな新人の看護師さんのために、あるいはこれから看護師を目指している人のために、看護師とはどのような仕事なのか、どのようなことに注意しなければならないのか、わからない時どうすればいいのか、などの悩みに答えていくサイトにしたいと考えています。

一方で、ある程度キャリアを積んだ方で転職を考えている方にも参考となる情報を提供していきたいと考えています。



転職を考えている人はよく調べそしてよく考えてから。




転職希望者が多い看護師

現在転職を考えている方もいらしゃるでしょう。 就職してからこんなはずではなかったと考える人も多く、ただしこれは、看護師という職場に限ったことではありません。

また、ナースとしてある程度キャリアを積んだ方で、自分のスキルをもっと生かせる場がないかとか、給与や待遇の面でもっとよい条件の病院はないかなど考えている方も多いのではないかと思います。

今働いている職場が忙しすぎるとか、待遇や人間関係で不満があるとか、その動機は人それぞれだと思います。

日本では毎年5万人ほどの新人ナースが誕生しているにもかかわらず、ここ何十年も人員が不足しているという実態があります。

それ故、多くの病院で、一人で多くの業務や時間をこなさなくてはならないという現実があり、多くの看護師が多忙を訴えています。

現在、すでに述べたような勤務時間の長さや、仕事量の多さ、休める時間の少なさだけでなく、人間関係の問題などでも辞める人も多く、資格は持っているのに看護師として働いていない人が多いということが看護師が足りないという原因にもなっているのです。

2017年の看護職員の労働実態調査結果報告(日本医療労働組合連合 )によれば、

この仕事を辞めたいと思うかという質問について、
「いつも思う20.9% 」「時々思う 54.0% 」「思わない 16.4% 」「わからない 6.1%」
という結果でした。
つまり、いつも思うと、時々思うと合わせると実に74.9%の人が看護の仕事を辞めたいと思いながら働いていることになります。

また、看護の人材派遣会社ナイチンゲールが2019年に現役ナース1054名に対しておこなったアンケート調査では、「現職への不満はありますか?」という質問に対し、「ある」と答えた人が80.0%もいたのです。


具体的な不満の内容としては、「人員不足(43.2%)」、次に「正当に評価されていない (40.7%)」「休みが取れない(29.5%)」「古株の職員の存在(26.3%)」「院長・師長と馬が合わない(24.0%)」「経験が活かせない(23.3%)」という結果でした。

そこからは、多忙と人間関係の葛藤に悩むナースの実態がよくわかると思います。

さらに、「前職を辞めた理由は何ですか。」という質問に対しては、「職場の雰囲気が苦手(35.2%)」という回答が最も多く、次いで「昇給・昇格が見込めない(35.1%)」「人手不足に対して何も改善されなかった(32.7%)」「自分が望む科に配属されない(21.8%)」と続きました。

一方、「転職の経験はありますか?」という質問には、「ある」と答えた方は(69.0%)にもなりました。

また、「転職したきっかけは何ですか」という質問をしたところ、『労働環境の悪化(人間関係含む)(45.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『給与が低かった(38.3%)』『職場の運営方針と合わなかった(26.4%)』『就業場所が遠い(18.6%)』
いう結果でした。

最後に、「職場を選ぶ際に気にしている点は何ですか。」という質問には、「勤務時間・休憩時間(58.4%)」という回答が最も多く、次いで「給与の上り幅(50.7%)」「福利厚生が整っているか(44.5%)職場の雰囲気(39.3%) 口コミ・評判(33%)」という回答でした。

やはり、勤務時間など現在の職場での負担を軽減したいという人や、労働の負担に見合う給与がほしい人が多いということがわかります。



転職は情報収集が大切

転職は決して悪いことではありません。今いる職場がどうしても合わないというのなら、看護師という資格があるのなら、そこに固執する必要はないでしょう。

ただし、アンケートにもあったように、現職の方は高い給与だけでなく、十分な休息時間も求めています。

単純に給与がより高いところはないかという動機で探す場合、高いなりにとても忙しいとか、ナースがすぐに辞めてしまうとか、働く環境が厳しいという理由で給与が高い場合もあるということに注意して必要があるでしょう。

ですから、転職する前にその転職先が果たして自分の望む条件に合っているか、いろいろな角度から検討し、また必要な情報を集め、慎重に考えなくてはなりません。

転職先に関しては、口コミなどのネット情報だけにたよるのではなく、必ず事前に病院を見学して自分の目でよく調べておくことが大切です。

このサイトでは、転職前に注意しておかなくてはならない点や、面接時の心構えや注意点なども別のページで紹介していきたいと考えています。




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